腐女子の私がBL(ボーイズラブ)にハマった理由を赤裸々に書いてみる【801】

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腐女子ブロガーのあんちゃです。突然のカミングアウトとなり大変恐縮ですが、わたしは腐女子でした。

※腐女子とは・・・二次元のBL(ボーイズラブ)を愛する女子のこと

 

「でした」と過去形ですが、ぶっちゃけいまもわりとBL漫画読んでます。正直大好きです。

本当にどうでもいいと思いますがわたしのことをより深く知っていただく機会としてここにその遍歴と、BLが好きな理由を書き連ねておきます。

ボーイズラブ要素が苦手な人はご注意ください

 

腐女子のはじまりは小学6年生

ジャンプ漫画にはまる

きっかけはジャンプ系漫画にハマったことでした。(最初は純粋な気持ちで読んでた)

「NARUTO」とか「BLEACH」とか「銀魂」が好きだったのでよく読んでいたのですが、当時イラストを描くことが好きだったわたしは、こうした漫画のキャラクターを自分で描くようになりました。

 

小5まではアナログで描いていたんですが、我が家にもWindowsXPが導入されたことにより、お年玉でペンタブ(Wacom製)を購入し、ペイントソフトでデジタル派に移行しました。

ただ最初は描き方がわからなかったので「もっとうまい人の絵を見てみたい」と思い、ネットサーフィンを始めます。

 

・・・ここからがすべての始まりでした・・・

 

うっかりクリックしたサイトがBLサイトだった

最初は純粋に漫画のキャラクターを描いてる人のサイトを見まくって参考にしていました。

ただ、その中にひとつだけわたしの今までの世界を覆すサイトがありました。

それがやおい系(ボーイズラブのイラストや小説など)のサイトでした。

 

そのサイトの入り口のページには「やおい要素を含みます。苦手な人はご注意を」と描いてありました。

当時は「やおい」なんて言葉も知らない純粋無垢なあんちゃですので、あまり理解できませんでした。

しかしそのサイトの入り口に貼ってあったイラストがとても綺麗で、「これはもっと見たい!」という想いが高まりEnterを押したのです。

 

そのページの先では・・・ここでは書けないような耽美な世界が広がっていました・・・

好きな漫画のキャラクターがあんなことやこんなこと状態になっており、最初は「これはどういうことだ???」と驚愕しながらも、そのイラストの美しさに見入ってしまい

「あ・・・これはこれでアリかも・・・?」

という錯覚を起こしてしまいます。

 

わたしが初めて腐った瞬間でした。

だからなぜBLにはまったのか?とよく聞かれますが、それはもう「そこにBLがあったから」と答えるしかないのです。

 

二次創作BLの魅力に取り憑かれ、自サイト立ち上げ

そこからずるずるとあんちゃの腐敗が始まり中学に入るまでの間、本屋さんで同人誌をこっそり買い漁り、「ムフォーーーwww」となりながら、BLにハマりすぎて自分でイラストサイトを立ち上げるまでになりました。

 

当時は「Yahooジオシティーズ」「fc2」などのホームページ作成サービスが充実してきた時代だったので、瞬く間にHTMLを独学で勉強し、サイトを開設します。

(正直いま振り返るとものすごい学習能力だったと思う。それくらいBLの力はすごかった)

 

自分でアクセスカウンターを設置し、当時流行っていた「お絵描き掲示板」や「BBS(テキスト掲示板)」、リアルタイムで仲間と絵が描ける「お絵描きチャット」も設置。HTMLも試行錯誤でいじってサイトを作り上げました。

そこではネット上で仲良くなった腐仲間たちと楽しく交流しました。

完全に二次元の世界に逃げ込んでいました。

 

ちなみにわたしはNARUTOが一番好きでしたので、カップリングでいうと「カカシ×サスケ」派でした。当時一番発していた言葉は「カカサス」だったと思います。

※カップリングとは・・・恋愛関係を表す言葉。「攻めキャラ×受けキャラ」で表記される。

当時はテニプリのBLもかなり流行っていましたね。。あとは封神演義とか銀魂、ハガレンとかも。

 

ワイ、BLにハマりすぎて親にPC没収される

なにかにハマると時間を忘れて没頭する性格のわたしは、学校にいく時間以外は見事に四六時中パソコンの前に張り付いていました。

デジタルで絵を描くのにも時間がかかるので、1作品仕上げるのに8時間ぶっ通しで描き続けたりすることもありましたね。。。

あの集中力は今どこにいったのだろう・・・

 

しかしあまりに二次元の世界に浸ってしまったあんちゃを見かねて、両親がさすがに心配します。

「少しはPCから離れなさい」と。

わたしは空返事しつつ一向に離れません。

 

とうとう痺れを切らした父と母が

「PC使っていいのは1日3時間まで」とルールを決め、ネット回線を没収されてしまいました。

当時両親は自営業で共働きだったため、2人とも帰宅するのは夜だったのでネットはそれまでお預けです。

 

PC依存症だったわたしは発狂するレベルで精神不安定になりました。

「わたしがいない間に腐仲間が楽しく交流していたらどうしよう」

「わたしがいない間にどんどん腐仲間は絵がうまくなっていく・・・」

と常にネットが気になり、ネット回線が没収されようとPCの前に座っていました。

 

しかしあんちゃのBL魂屈さず

異常なBLへの執念を抱くあんちゃは「どうにかして自力でネットをつなげないか」と考えました。

 

いろいろと考え抜いた結果、あるモノを発見。

なんと家の固定電話の回線ケーブルが、そのままネットのLANケーブルにつながったのです。

 

さすがに「自分天才かよ」と思いましたが、いま振り返ると狂気の沙汰でしかありません。

というわけで早速親にバレないように電話のケーブルを引っこ抜き、ネットのルーターにぶっさしてネットにつなげて大喜びしました。

 

 

・・・という喜びの時間もつかの間、親がある日仕事の合間に、家に電話をかけてきました。

当然わたしはそのとき電話の回線を引っこ抜いてネットをつなげていましたので、電話はつながりません。

 

・・・ってことでその日の夜にバレてこっぴどく怒られた挙句、PCディスプレイごと没収され、わたしのBL全盛期は幕を閉じました。

 

ブロガーあんちゃの原点はBLにあった

以上がわたしのBL全盛期の遍歴となります。

BLの詳しい描写についてはあまり綴っていないので直接お尋ねくださいませ。

こうして振り返ると、いまはこのブログで生計を立てるまでになりましたが、ブランクがあったにせよ自分でサイト作ったりイラスト描くようになったのはBLが原点だったなぁと思います。

 

きっとあの経験がなければいまブログにハマることもなかっただろうなと。

あのまま親に没収されることなく生きていたらどうなっていたのか気になりますが、ただ親が歯止めをかけてくれなければ一生三次元に戻ってこれなかったような気もするので今では感謝しております。

「なぜBLにハマるの?」と聞かれると回答に困るのですが、「人を好きになる」のと同じくらい理由がないことだと思います。

 

気づいたらその世界にハマっていただけ。偶然出会って、なんとなく見て、知らないうちに魅入ってただけなんです。

特に男性には理解されないでしょうが、わたしはこれからもジワジワとBL熱を広げていく所存です。

引き続きよろしくお願いいたします。

 

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執筆屋あんちゃ
執筆屋です。意識高い人生哲学から下ネタまで幅広く。 大阪の珈琲屋「シロフクコーヒー」のバリスタ▶︎系列店「ゆにわマートオンライン」に最近異動しました。最近はよくインスタにいます。

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