セルフブランディングを勘違いする人が多すぎるので、その意味と方法を一喝する

【2020/1/1更新】

ブロガーのあんちゃです。

ブログで独立してからよく言われるのが「ブランディングうまいよね〜」って言葉でした。

そう言われてもわたしは当初「ブランディングとはなんぞ?」って状態だったので愛想笑いでごまかしてたんですが、その言われ方がどうも「イメージやキャラクターをゼロから作り上げた」かのような感じだったので少し違和感を感じていました。

実はそれって、ブランディングの本質ではないんですよ。

 

 

「ブランディング」とは嘘で塗り固めることではない

そもそも「ブランディング」という用語の定義をざっくり説明すると

ブランドに対する共感や信頼など顧客にとっての価値を高めていく企業と組織のマーケティング戦略の1つ

引用:wikipedia

噛み砕いて言えば「企業や商品・サービスの価値を高めて顧客の信頼を得る戦略のこと」

 

それに「セルフ」という言葉がついて「自分自身の価値を高めていく」のがセルフブランディング。

セルフブランディングとは、企業や組織に所属しない「個人」が、自らをメディア化し、自らの力でプロモーションすること。

引用:wikipedia

 

企業においてはこういうブランディングはモノを売っていくためには不可欠な戦略だと思いますが、現在だと個人にもその力は必要になってきてるんですね。

個人で稼ぎ、個人で独立して働く人がどんどん増えているいま、なおさらその重要性が高まっているように感じます。

 

で、わたしの違和感は「セルフブランディング」ってのがあたかも「イメージを操作して作り上げている」ような考え方の人が多いってところ。

これって全くの間違いなんですよね。セルフブランディングは自分の印象を良く見せるために作り上げることじゃない。自分のそのままの姿を適切に伝えることなんです。

 

 

だって自分を良く見せようと背伸びしたところで実態が異なれば、一瞬でその信頼は地に堕ちるじゃないですか。

  • 特定の分野で知見がないのにあるように見せる
  • 仕事での実績がないのにあたかもその道のプロのように思わせる

などなど、一時的にはうまくいくかもしれないですが実態が伴っていなければ顧客の信頼は失われます。

 

セルフブランディングは「自分のあるべき姿をさらけだして、その価値を伝えること」。そしてそこから周囲の信頼や共感を得ていくことを言うのです。

 

 

セルフブランディングはいかに自分を把握できるかである

「自分のそのままの姿を伝える」って一見簡単そうに見えるんですけど、そもそも「自分がどんな人間なのか」ってわかってる人って少ないんですよね。

「あなたの長所はどこですか?」って聞かれて堂々と答えられる人ってあまりいないじゃないですか。

 

だからセルフブランディングをするにはまず「自分の魅力や”どういう人間でありたいのか”を、どれだけ自分でわかっているか」が大事なんです。

自分で自分のことを把握していない人に、確率されたブランドは生まれないってこと。

 

で、「自分はどうありたいか」を探って伝える際に大事なのが「一貫性をもつこと」。

自分という人間を伝えるメッセージは常に一貫性を持って発信していくべきなんです。

 

たとえば「スタバ」って、どこの店舗に行っても「落ち着いた内装」「優しい接客」など統一された世界観がありますよね?これってスタバの「誰もが自分の居場所と感じられるような文化をつくる」という強い理念があるから一貫性をもってひとつのブランドができているんです。

 

これと同じように、わたしも

  • 他人と比較せず自分の想いを伝えられる人を増やす
  • 自分の人生をまるごとコンテンツにできる人を増やす

こういう想いがあるから真面目な記事を書いても下ネタを書いても「あんちゃ」というひとつのブランドができたのかなと思います。「信念」みたいなものですかね。

 

要するに、自分の中に「どうありたいか」という理念(信念)のない奴にセルフブランディングはできないってことです

逆に強い信念があれば、ほぼブランディングできたも同然ですよね。あとは「どう伝えるか」を考えるだけだから。

 

 

自分の魅力を”求められる形”にして伝える

じゃあ「自分の何を伝えるか」がわかったら、それを「誰にどう伝えるか」を考えます。

自分の武器や魅力がわかっていてもそれがうまく伝わらなければ意味がないですからね。

 

わたしが意識しているのは「自分の魅力やメッセージはどういう人に需要があるか、刺さるのか」ってこと。伝えたいターゲットを決めるんですね。

わたしだったら「このメッセージは同年代の働き方に不安を感じている男女に伝えたいな」と思ってずっとやってるので、そんな人たちの役に立つような伝え方を徹底的に考えていきます。(実際は個人名が思い浮かぶまでターゲットを考えてます)

 

たとえば同年代で「会社やめて独立したいなぁ」と思ってる人に、「わたしは会社やめて独立したよ〜」って伝えるだけじゃその人の役に立たないじゃないですか。

 

「わたしの場合はこういう考えから退職を決断して、こんなふうにしたらスムーズに独立できたよ」

ってな感じで相手が知りたいと思ってそうな情報にして伝えてあげると、そこに価値が生まれるんですよね。

▼たとえばこういう記事とか。

関連記事:凡人会社員からフリーランスになった私が独立するまでにやった7つのこと

 

なにかを伝える先には必ず相手がいる。これを意識しておくと、セルフブランディングが独りよがりにならないです。

 

 

まとめると、セルフブランディングとは「自分のそのままの姿を適切に伝えること」で、

  • 自分の何を(魅力や信念など)持ってて、何を伝えたいのか
  • それをどんな手段や方法で伝えるのか、誰に向けて伝えるのか

これらを文章化できればバッチリってことです!!

 

誰かの参考になれば幸いですm(_ _)m

【追記】

わたし的には、そもそも自分の生き方を磨けば、それがそのまま一生揺るがないブランディングになると思っています。

そういう「情報発信を通して生き様を磨く」ことをもっと伝えていきたいなと。

こういう話はLINE@でコラム配信しているので、よければあわせて読んでみてね!!

>>あんちゃの「情報発信から生き方を変える」LINEコラム配信中!

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執筆屋あんちゃ
執筆屋です。意識高い人生哲学から下ネタまで幅広く。 大阪の珈琲屋「シロフクコーヒー」のバリスタ▶︎系列店「ゆにわマートオンライン」に最近異動しました。最近はよくインスタにいます。

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