わたしは記憶を呼び覚ましていた。
およそ3年前、熱海の地を訪れ、衝撃的な場所と出会った記憶を--
こんにちは。歩く下ネタことあんちゃです。
・・・約3年前、当ブログでこんな記事を書きました。
関連記事:《18禁の館》「熱海秘宝館」に女1人で潜入してきた
熱海に潜むレトロアンダーグラウンドな18禁スポットこと「熱海秘宝館」。
昭和が残した貴重なエロ文化を引き継ぐ施設として大変価値のある場所です。
ただ近年日本各地にあった秘宝館は次々と閉館となり、国内で残存する秘宝館は熱海のみとなってしまいました。
-わたしはこの熱海秘宝館をなんとしても存続させたい-
そんな熱い想いを持ちながらこの3年を過ごし、いつ閉館の危機にさらされるかもわからぬので、再び自らの足であの場所を訪れようと決心しました。
熱海秘宝館はどんな場所か
ひとことでいえば「オトナが楽しむためのちょっとエロくて下品な性のテーマパーク」です。
オトナが楽しむ場所なので18歳未満の入場は禁止されています。
昭和55年に開業して以来、性文化の発展に貢献している場所(?)です。
公式サイトを開いたトップページにはゴシック体で「夢のベールを開けるのはあなた」とあります。
なかなかのキャッチコピーセンスです。
ちなみにYouTubeにUPされている秘宝館の紹介動画もなかなかのカオスなセンスなのでおすすめです。(公式サイトに載ってます)
平日の真昼間に熱海秘宝館に行ってみた
今日は10月のド平日。11:30頃に向かいました。
熱海自体が閑散期というのもあり、秘宝館周辺も人がまばらです。
「これはもしや秘宝館貸切…!?ウハウハできるのでは!?」と胸を高鳴らせつつ館内へ入りました。
入場料は1700円。(ロープウェイ往復券付きだと1800円。ロープウェイ100円…?)
なかなか強気のお値段ですが、熱海秘宝館を存続させるためだと思えば喜んでお金を支払います。
3年前にきたときは受付のおばちゃんが死ぬほどやる気なかったのに対し、今回の受付のおばちゃんはとても愛想が良くて女一人で乗り込んできたにもかかわらず「いってらっしゃ〜い!」と快く館内へと見送ってくれました。
ちなみにお客さんはマジで少なくて、女性二人組・カップル2組・わたしくらいしかおりませんでした。
みんな!!もっと遊びに来て!!!
カオスなエロティックワールド
館内は写真撮影禁止なのでここから文字とテキトーなイラストだけで解説していきますが、
まず入り口のしょっぱなから男根が祀られた神社のオブジェが登場します。(しかも勝手に動き出す。結構ビビる)
その後、エロい声を出した巫女さんマネキンのおみくじが。(1回100円)
試しにやってみると「中穴(中吉)」と書かれていました。中穴とは????????
先へ進むと吉原の浮世絵の展示がずらっと並んでいます。(春画みたいなやつ)
浮世絵って局部がめちゃくちゃリアルに描かれているんですよね……現代ではありえないレベルで…
ちなみにこの空間だけやたら昭和のポルノ映画みたいなエんロいBGMが流れていました。
浮世絵の横には体位四十八手の模型がずらーーーっと並んでたり、昔の日本のオトナのおもちゃが展示されていました。結構貴重ですよこれ。
昔の日本では「張り型」と呼ばれる男性器の形をしたものがあって(現代でいうディ●ド的な…)、なんとこれ、ヤマトタケルノミコトが考えたらしいんですよ!!!(日本書紀とか古事記に登場する皇族の人)
ヤマトタケルノミコトってなんか日本史で聞いたことある〜〜!と思って一人でテンション上がってました。
ほかにも男性器がついた埴輪とか、レズビアン用の両刀張り型なんかもあって、古代の日本からエロへの探究心を感じることができてものすごく知的好奇心が満たされました。。。
あと紀元前1世紀頃のローマ発掘の性的出土品もありました。素朴な疑問なんだが、なぜここにそんな貴重な宝があるの??????
メッセージ性皆無のアトラクションたち
その後は
- 服がはだけたカップルがただ座ってる模型
- よくわからんけどとりあえず裸で立ってるマネキン
- コインを入れるとクパァってなるゲーム(?)
- レバーを回すとマリリンモンローのパンツが丸見えになる装置
などなど体験型のアトラクションが盛りだくさんでした。
全くメッセージ性がわからない展示が8割くらいだったので言葉にできません。ぜひあなたの目で確かめてください。
結構たくさんアトラクションがあるので本当はいろいろ試したかったんですけど、いかんせん一人だったので恥ずかしくて諦めました。ここにきて急に恥じらいがでてしまった。無念。
みんなが衝撃を受けそうなのは、ただのAVみたいな浦島太郎の映像があったのと、
最新のテクノロジーを駆使した一寸法師のエロ映像(エロい声がフロアに響き渡るw)あたりでしょうか。
(イラストにすらできない)
壁一面にお尻とおっぱいが埋め込まれた謎の空間もありました。ほんとに謎。
オリエント工業のラブドールが展示されてたのも印象的!ほんとに美しいクオリティ。。。
関連記事;オリエント工業のラブドールたちが醸し出すエロスは、もはや芸術だった。
出口付近にはオトナのUFOキャッチャーなどゲームコーナーがたくさんあり、景品はバイブやらコンドームやらエッチな写真?やらバリエーション豊富でした。
次にここへ来るときはUFOキャッチャーが得意な人と一緒に来ようと強く思いました。
総合していえば、エロというにはエンタメすぎる。芸術というには下品すぎる。複雑な感情が渦巻く、そんな性のテーマパークでした。
結論:熱海秘宝館は2018年も健在だった
というわけで2018年も熱海秘宝館は元気に営業しておりました。一安心。
ちなみに3年前と何一つ変わっていませんでした。受付のおばちゃんが優しくなったくらい。大きな進歩です。
ぜひもっとたくさんの人に来てほしいですね…。エンタメとして楽しむのもいいし、性文化を知るという意味でも良い場所だと思います(の割にはめちゃめちゃ下品だけどw)
あと3年前もこの結論に至ったんですが、熱海秘宝館は一人で行く場所ではないですね。(学んでない)
ぜひ友達と、恋人と、家族と足を運んでみてください。
ただあからさまにモロだしの展示とかあるので、そういうのも気まずくならない関係の人と行くのがベストです。
もしくはわたしのように一人で乗り込んで、他のお客さんから冷ややかな視線を浴びるプレイを楽しんでみるのもまた一興かと思います。
熱海秘宝館が今後も末長く愛される場所になることを心から願っています。
熱海秘宝館の基本情報
- 営業時間 9:30-17:30(休みなし)
- 住所 静岡県熱海市和田浜南町8番15号
- 電話番号:0557-83-5572
- 駐車場あり
▼前回の熱海秘宝館の記事はこちら
関連記事:《18禁の館》「熱海秘宝館」に女1人で潜入してきた
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