将来が不安な大学生高校生は、まず自分の”心の鍛え方”を知ろう。

ブロガーのあんちゃです。先日、大学3年生のけいぼーくんから相談をもらいました。

大学卒業した後のキャリアについて、悩んでます。

フリーランスになりたいとも思っているのですが、新卒フリーランスで食っていく自信は今のところ正直ありません。

なので就職することも考えていたのですが、
1.(インターン経験等で)企業で働くことが向いてないことが明確にわかった
2.周りの新卒フリーランスやフリーランスの方々の生活がうらやましい
といったこともあり、どう選択すべきか悩んでいます。

 

相談内容はざっくりとこんな感じで、今後の進路に悩んでいる様子でした。

で、わたしはこの相談を聞いたときに、「これは進路うんぬんよりも、まず心の鍛え方を知った方がいいんじゃないかな」と思ったわけです。

 

心を鍛えなければどちらを選択しても幸せにならない

たとえばこの相談に対する回答として

「フリーランスになりたいならなっちゃいなよ!」とわたしが言ったとします。

でもけいぼー君はその回答を聞いたとしても、「よしなろう!」とはならないだろうし、まだ不安で決断できないと思います。なぜなら自分に自信が持てていないから。

フリーランスになりたいとわかってても、そこでやりぬく自信がないから一歩を踏み出せないんです。

 

だからといって就職を選択したとしても、「本当はフリーランスになりたかった・・・」ときっと後悔をひきずることになる。

選択だけしても、根本的な解決にはならないんですよね。

だから選択をする以前に、まずは自分の中に「自分ならどちらを選んでもやっていける」という自信をつける必要がある。そういう心を鍛えなければ、根本的にこの悩みは解決しないと思ったわけです。

 

「自分なら大丈夫」と思えればどうとでもなる

わたしは「お金を稼いでるからすごい」とか「お金を稼いでいなければフリーランスになれない」というのはちょっと違うかなと思っていて、「自分ならできる」という確信があるかどうかだけかなと思うのです。

 

実際わたしのまわりにいるフリーランスを見ても、「お金はないけど自分ならなんとかなるかなと思って独立した」って人はしぶとく生き残っているわけで、そういう確固たる自信がめぐりめぐって信頼の蓄積につながり、結果的にお金が生まれるんですよね。

だって、「できるかどうか自信ないです」って人と「やってみせます!」って人がいたら、後者の方に仕事頼みたくなるじゃないですか?

 

わたしが独立したときも、会社を辞めた時点でまだ4万円くらいしか稼いでなかったし・・・。でもあのときのわたしは、「自分ならやれる」という確信があった。だから今までやってこれたのだと思うんです。

できると思えばきっとできるし、できないかも・・・と思えばできない。

「できる」と思える人は、「じゃあどうすればできるのか?」と思考を一歩前に進めることができるんですが、「できないかも・・・」と思っちゃう人は、「自分にはできるのかできないのか」というところで思考が止まってしまうんです。

「思考は現実化する」と言われるように、自分がいま感じていることはそのまま現実に映し出されるってことですね。

 

目標が高すぎないか?他人と比べていないか?

怠惰な大学生活を送っていたわたしからすれば、そんなふうに大学生のうちから真剣に今後のことを考えられるだけですごいと思ってて、それだけでも尊敬します。

そして彼は実際に自分でブログやメディアを立ち上げて、収益を少しずつ出している。実際に自分でゼロからお金を稼ぐ体験をしているんです。

学生のうちからこんなふうにお金を稼ぐ経験ができただけで、わたしは「もっと自信を持っていいんじゃないかなぁ」と思うんですけど、どうにも彼は自信が持てないそうで。

 

はたから見ればいろんな経験をして「あの人なら大丈夫そうだ」と思っても、本人はどこか自信なさげになってしまうのは、目標の位置が高すぎるか、もしくは他人と比較してしまうからなのかもしれません。

彼はきっと「これくらい稼いでいなきゃ独立できない」と目標を高くしすぎていたり、「あの人より結果を出さなきゃ独立できない」とどこかで他人と比べてしまっているのかもしれない。

きっとここが”自信”を阻害する大きな原因だと思うんですね。

 

わたしの経験から、”自信”というのは「他人と比べず、自分の中で小さな成功体験を積み重ねる」ことでついてくるものなんです。読んで字のごとく、”自分を信じる”ってことですからね。そこに他人は関係ない。

 

たとえば、早起きが苦手でいつも10時に起きている人が、いきなり6時に起きるのは大変ですよね。

だけどそれを「今日は9時50分に起きよう」って達成できそうな時間から始めたら、できそうですよね。まずは自分の中で小さな目標を決めてコツコツ始めていく。

ここで「6時に起きれなかったから自分はダメだ」「あの人はいつも5時に起きているのに自分はダメだ」って思っちゃうと、途端に自信を失ってしまいます。

 

そしてその小さな目標が達成できたら、自分で自分を褒めてあげる。そうして少しずつ経験を積み重ねることで、「自分ならできるかもしれない」という自信が芽生えてくるんです。

 

結論:いろんなチャレンジをして経験を重ねよう。

「根拠のない自信」ってよく大事だって言いますが、あれってどこからやってくるものかわかりますか?

わたし的には「経験の積み重ねによる”自分ならできるかも”という直感」からくるものだと思うんです。

少しの挑戦から小さな成功体験を積み重ねていって、「なんだ、結構自分やれるじゃん」という感覚を味わい続けることでその直感が磨かれ、根拠のない自信につながる。

このサイクルがうまく回るようになれば、きっと自分自身に確信が持てるようになると思うんです。

 

だから、大学生のけいぼーくんが今やるべきは、「新しいこと、やったことがないことにチャレンジして小さな成功体験をする」ことかなと。

一見自分が成し遂げたいことと関係なくてもいいんです。きっとどこかで役にたつときがくるから。

他人の声に惑わされなくていい。大きな目標を達成しなくていい。まずは自分ができそうなことから始めてみる。

 

途中で失敗したらそれはそれで「うまくいかない方法を見つけた」という経験を積み重ねるので、どちらにしろ儲けものですよね。しかもそれを学生のうちに経験できちゃうんだから、わたしはものすごく羨ましい。。。

学生のうちに「うまくいかない方法」をたくさん見つけておけば、いざ社会人になったときにぐっと「うまくいく方法」を見つける可能性も高まるしね。

 

将来のことをうんぬんかんぬん悩む前に、まずは自分の心を鍛える経験をしていこう┗(^o^ )┓三 ファイト!

 

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執筆屋あんちゃ
執筆屋です。意識高い人生哲学から下ネタまで幅広く。 大阪の珈琲屋「シロフクコーヒー」のバリスタ▶︎系列店「ゆにわマートオンライン」に最近異動しました。最近はよくインスタにいます。

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