話題の退職代行って実際どうなの?サービスを立ち上げた中の人に現状を聞いてみた

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最近話題になっている「退職代行サービス」、知ってます?

 

その名の通り会社を辞めたくてもやめられない状態にいる人の退職を代行するというもの。

なぜ今になってそういったサービスが続々とリリースされるようになったのか?

このサービスの需要の背景にはどんな課題が隠れているのか?

 

今回は株式会社UZUZ退職代行サービス「リスタート」(現:退職支援サービス)を立ち上げた中の人・山口祐花さんにお話を伺いました!

ちょうどあんちゃと歳が近くて死ぬほど盛り上がりました

退職代行リスタートの仕組みについて(※2018.12.21から”退職支援”に変更)

「リスタート」は20代専門の退職代行サービス。

 

依頼者から相談をもらって、リスタート側が企業へ退職の連絡をする。依頼者と企業間は原則連絡を取らずに書類のやりとりができて、無事退職が完了する…といった流れ。

(ここらへんはかなり法律が厳しく、顧問弁護士さんと協同でサービスを推進しているそうです)

 

スタッフは全員20代で退職、転職を経験した人だそうで、退職に関する悩みはLINEを利用して気軽に聞いたりすることができるとのこと。

運営元のUZUZさんは、もともと就職サポートも行っているので、退職後の転職サポートまで一貫して利用できるのが強み。

 

 

山口:あ、実はつい最近「退職代行サービス」から「退職支援サービス」に変更したんです。

あんちゃ:おおっ!体制もなにか変わるんですか?

 

山口:今後は利用料がすべて無料で、退職代行をするのではなく「自分の力で退職をするためのサポート(=退職支援)」がメインのサービスになります。自力で会社を辞められるのが一番良いので、その相談に乗ったりアドバイスをしていきます!

あんちゃ:他の代行サービスは利用料がかかるから、退職の相談を無料でできるのは超お得…!

 

 

山口:どうしても自力で退職できない事情のときは他社の代行サービスを紹介することもありますが、最大限依頼者がちゃんと退職できるようにサポートしています。

あんちゃ:どちらにせよ退職というセンシティブな悩みにも手厚くサポートしてくれるのはかなりこころ強いですねぇ…。

 

>>20代専門の退職支援「リスタート」詳細はこちら(公式サイトに飛びます)

 

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なぜ退職代行サービスを立ち上げたの?

 

あんちゃ:そもそもこの事業を立ち上げたのは何かきっかけがあったんですか?

山口:わたしがたまたまニュースで退職代行サービスの記事を見つけて、社内で共有したところ、ウチでも退職のサポートをしよう!となってとんとん拍子で決まりました()

 

あんちゃ:確かに元々UZUZさんは就職サポートをしていたし、退職に際しても網羅できたらかなり心強いですね!

山口:そうなんです。実際ウチのキャリアカウンセラーからも転職以前に退職について悩んでいる人も多いと話を聞いていて。そこも含めてサポートしたいなと!

 

ちなみに「転職したくても、転職活動ができていない20代は二人に一人」いるそう。(日本労働組合総連合会・ブラック企業に関する調査より)

諸々の事情はあれど、いまの会社をなかなかやめられずにいる、というケースは結構多そうです。

 

有給消化ナシ、退職引き延ばし…退職のリアル

 

あんちゃ:ちなみに山口さんもいま3社目だと聞いたんですが、前職を辞めるときは苦労しましたか

山口:前職は2社ともなかなかブラックだったので退職を伝えるときはかなり怖かったんですが、次の就職先を先に決めていたので「次決まってますんで」の一点張りで退職しました()

 

 

あんちゃ:それは強いww

山口:ただ、1社目のときは9月に辞めたいと言ったのに結局退職できたのは2月でした。人手不足もあってなかなか辞めさせてもらえず、2社目では仕事の引き継ぎ問題で長いこと引き止められました。

 

あんちゃ:あ~~~わたしの周りでも引き延ばしされる人めっちゃ多いです。。

山口あと1社目も2社目も、有給はほとんど消化できませんでしたね…

 

あんちゃマ!??!?!?

 

山口1社目はこれから事業を軌道に乗せるってときだったので、「これからってときに有給も使う気なの?」と言われてしまい。親に相談もしたんですが、世代の認識の違いもあってそれは仕方ないと言われて「そうなんだ…」と諦めてしまったんです。

 

あんちゃ:有給消化は当たり前に利用できる権利なのに

山口:当時はわたしも無知で、有給は制度として利用できることをちゃんと理解してなかったんですよね。だからわたしもそうなんだ…”と諦めてしまった。

 

あんちゃ:確かに社会人になりたての頃は法律とか制度をちゃんと知らずに、会社のいいようにされてしまうことはありますよね。。

山口:だから若い人にはもっと自分を守るための知識をつけてほしいですね。そのためにわたしたちも全力でサポートしたいです。

 

ブラック企業に長く所属することの弊害

山口さんの退職談にダメージを受けるあんちゃ

 

あんちゃ:わたしの前職はわりと親切だったのですんなり退職できたんですが、もっと退職とか転職のハードルって低くてもいいと思うんですよね。

山口:そう思います。ブラック企業に長くい続けるほど弊害もでてくるし、ヤバイと思ったら早めに決断してほしい!

 

あんちゃ:長くい続けることの弊害?

山口初めて入った会社がブラック企業だと、それが自分の常識になってしまうんですよ。たとえばわたしは1社目で100時間残業しても残業代が出なかったんですけど、それが当たり前なんだと思ってしまったり。

 

あんちゃ100時間サービス残業!??!?ただでさえ長時間労働でひどいのに残業代ナシのダブルパンチ!?!?

 

山口:はい……。だから次の会社探すときは残業代が出ればいいやと思ってたんです。ここですでに私の中では残業することが常識になってしまっていたんです。

 

あんちゃ:これがブラック企業の洗脳……恐ろしすぎる……

山口:当時のわたしは顔が死んでたと知人から言われましたね。いまはUZUZに入社して本当に楽しく働けているし、労働環境を変えただけで性格すらも変わったと思うんです。この感覚を、いま悩んでいる人たちにもぜひ体感してほしいです。

 

あんちゃ環境で人は変わりますからね。優しい人ほど強く言えずに会社をやめたくてもやめられないし、心身を壊してしまう前に気づいてほしい

山口:そうですね。退職も転職も悪いことじゃなくて、次のためのステップアップなんです。そう前向きに捉える人が増えてほしいですね。

 

どんな人が退職代行を利用するの?

 

あんちゃ:実際に退職代行を利用するのってどんな人たちなんでしょう?

山口:もちろん人によって深刻なものから軽めの相談までいろいろありますが、やっぱり退職の相談って家族にも言いにくいし、かといって専門家(弁護士とか)に行くのもハードルが高いので、退職代行をいますぐ使いたい!というよりは退職の相談をまずしたい、という方が多いですね。

 

あんちゃ:退職に関する悩みって友人とかにも相談しづらい場合がありますもんね。相談者はどんな理由でこのサービスを利用するんでしょうか?

山口:労働環境がきびしくてというのもありますが、圧倒的に多いのは人間関係の問題ですね。上司が怖くて言えない、同僚から仲間はずれにされる、言い出せない雰囲気があるなどなど

 

 

あんちゃ:たしかに人間関係に問題を抱えているからこのサービスを使うわけですもんね。

山口:そうなんです。そもそも上司との信頼関係があれば、労働環境が悪いとか、退職の相談などは自分の力でできるはずなんです。だけどそれができないからサービスを使う人が多いんですよね。

 

あんちゃ:ちなみに、退職代行をするって決まったら企業側に連絡するんですよね?山口さんも連絡したことあるんですか

山口:ありますよ!たいていの企業はポカーンってなるか、キレ気味にはぁ?代行?って言われたりだとか…

 

あんちゃこっわ

 

山口:もちろんいきなりそんな連絡をして驚かれるのはわかっているので、こちらもなるべく理解していただけるよう伝え方を工夫しています。

 

あんちゃ:いままでゴタゴタの問題とか起こらなかったですか?

山口:いまのところは止められたりすることは一度もありませんでしたね。上層部の承諾がいるから、とかで何日か待ったりしたことはありますが、基本的にみなさん退職できています。

 

サービス開始後に見えた労働環境の問題

あんちゃ:リアルタイムで若者の退職問題に向き合っているなかで、日本の労働環境のこういうとこ問題だよな~とか感じることはありますか?

山口:少し言い方は悪いのですが、上の立場である人たちでも子どもおとなが多いと思います。上司に仕事を持っていっても無視されるとか、機嫌の良し悪しで言動も行動も変わるとか、そういう話が意外と多くて。

 

あんちゃ:マジかよ……そんな中学生みたいな態度を取る人が上司なんて絶対にいやだ……

絶対にいやだ……

 

山口:あとは社員の様子に目もくれないところも多いと思います。数字とか目標ばかりを追いかけてしまっているというか…

あんちゃ:それはめっちゃ思います!社員を大事にできなければ結局辞めていくし数字も伸びないのに、そこに気づけない会社がなんと多いことか。。。

山口:目先の忙しさにとらわれて、根本の問題に目を向けられていないのかなと。

 

退職代行の批判についてどう思う?

退職代行に対して賛成の声もあれば、なかには「退職くらい自分で言って欲しい」「対人関係が未熟なせいでは?」「自分のケツは自分で拭け」と言ったような批判も少なくない。

たしかにその批判にも一理あるかもしれないが、中の人的にはどう感じているのか、聞いてみました。

 

あんちゃ:退職代行なんて不誠実だ!みたいな声もあると思いますが、そういった意見に対してはどう感じます?わたしは別にええやんって思うんですけど…。

山口もちろん自分で言えるのであればそれに越したことはないです。でもなかなかそれができず、メンタルに支障をきたすくらいならサービスを利用すべきだと思います。このサービスが生まれた背景には、退職代行を利用せざるを得ないほど深刻な状態の人が多くいることを知ってほしい。

 

 

あんちゃ:ほんとそうですね。お金を払ってまでサービスを利用するということは、よっぽどしんどい状況にある人も多そう。

山口:退職を伝えられない状況にさせたのは会社側にも責任があると思うし、このサービスを通してそういうケースが改善されていってほしいですね。

 

 

あんちゃ:うんうん。退職代行を使うなんてあいつはダメだ!みたいな感じで責任を個人に押し付けて終わっちゃったら、会社側も改善しないですしね。

山口:そういえば以前、同じ会社へ2回(二人)代行したこともありますね。

 

あんちゃ改善されてないwww2回も代行を受けたらさすがに「会社側にも問題があるのかも?」って考えてみてほしいなぁ…

山口:そういった意味では、退職代行サービスを利用する人がいなくなる世の中になっていくことが理想ですよね。

 

退職ができずに悩む人へのメッセージ

 

あんちゃ:それでは最後に、いま会社を辞めたくてもやめられない人に向けてなにかメッセージがあれば!

山口:退職代行から退職支援に変わりましたが、利用は無料で、気軽にLINE相談できるので一人で考えて不安になったらぜひ使ってみてほしいです!やっぱり一人で抱え込むとネガティブになっちゃうし、第三者であるわたしたちの意見も聞いてみてほしいですね。

 

 

あんちゃ:誰かに話すだけで前向きになれたりしますからね!大事!!

山口:若い人には特に退職に関する知識や法律のこともしっかり身につけてほしいので、一緒に学んでいきましょう!

 

退職のことだけでなく、転職サポートにも強く、20代に特化して事業を行うUZUZさんだからこそ、20代で働き方に悩んでいる人はぜひ相談してみてほしい…!

今回実際に取材させてもらって感じたのは、山口さんはじめ、UZUZ社員のみなさんは全員若い時に就職に悩んだり、転職を繰り返したりした経験があるからこそ悩みに寄り添い、一緒に解決する術を探ってくれる本当に親身でこころ強い会社だなと思いました。

 

わたしも再就職するときはお世話になろうと思います(真剣)

 

 

 

山口さん、ありがとうございました!!

今回お世話になった山口さんと、マーケ担当の水野さん(真ん中右)、編集ディレクター担当の草野さん。みんないい笑顔(*´ω`*)

 

撮影協力:みすけ(@mizunote_net

 

 

▼株式会社UZUZの会長のインタビューもあるよ!

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