ネットで気軽に発信できる時代にわざわざリアルで人と会う意味はあるか?

12/14に著書が発売されてから、勝手に1人で始めた「年末までに100冊手売りプロジェクト」。

12/29時点で91冊売ることができた。

いつもどこかの駅の近くで手渡ししていたのだけど

  • 会社帰りに来てくれたひと
  • 休みの日にわざわざ駅まで来てくれたひと
  • 友達用に2冊買ってくれたひと
  • カイロを持って来てくれたひと

などなど・・・本当にたくさんの人が寒い中わたしに会いに来てくださった。

 

当初、この本は20代前半の新社会人に向けてのメッセージを込めて書いたものだったが、30代や40代の方も読んでくれている方・買ってくださる方が結構いた。

「娘にも読ませます」と言ってくださった方も・・・。

年代も仕事も全然違う人が、こうしてわたしの生き方や考え方に共感してくれて、直接会うことができるなんて奇跡のような話だ。もしわたしがブログをやっていなかったら、つながることもきっとなかった人たちだ。

 

なかには「今日、会社辞めると伝えてきました!」と言ってそのまま本を買いに来てくれた人もいた。

これから新しい生き方を探るスタートの日に、わたしの本を手に取ってくれた。書き手にとって、こんなに幸せなことはない。

 

効率の悪い手売りをする理由

一見、この手売りプロジェクトは非効率かつ手間のかかる作業だ。

「たった100冊のために・・・」「一人で売るなんて・・・」という声も聞く。

たしかに1日に手渡しで本を売れる数は限られているし、ひとりひとりに時間をかけて対応する分、はたからみれば効率の悪い売り方だ。

 

だけどわたしは、この効率の悪いやり方にこそ価値を感じている。

わたしの本を手に取ってくれる人が

どんな働き方をしていて

どんな考え方を持っていて

いま何に悩んでいて

これからどんなことをしていきたいのか

その瞬間に直接肌で感じることができる。

 

普段読み手の顔が見えないネットの世界で発信しているわたしにとって、こうやって相手と直接顔を合わせてコミュニケーションをとるのはとても貴重な機会だ。

トークイベントや講演会では、直接読者と会う機会はあってもひとりひとりと話すことはなかなかできない。

 

今回は「ただ本が売れればいい」という話ではなく、「本を手に取った先の人たちの人生に触れる」という目的があった。

本を読んだ人たちは、この先どんな人生を歩むのか。

そのひとたちの人生に、わたしの本がどれだけ良い影響を与えられるのか。

それを考えるためでもあった。

「本が売れる」ということは、それだけ多くの人の人生の一部に関わるということだ。販売部数をただの数と捉えてしまったら、それで終わり。その数の先には、たくさんの人の人生が続いている。

 

だから今後も、もっともっと多くの人の人生の一部を彩れるような本を書いていきたいと思ったし、書き続けるためにも今回、こうして直接本を読んでくださる方と会って話せる機会を作った。


寒い中本を買いに来てくださったみなさん、本当にありがとうございました。

どの方も愛に溢れていて、素直な気持ちをわたしに伝えてくださって本当に嬉しかったです。わたしの本が、あなたの人生の一部を彩ることができたら、これ以上幸せなことはありません。

足を運んでくださったみなさんのおかげでたくさんの勇気をもらいましたし、まだまだ立ち止まっていられないと奮い立ちました。

 

残りあと9冊。

2017年のうちに100人に届けて、2018年はまたさらに多くの人に届けていきます。

photo by Takumi Yano(@takumiYANO_ )

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執筆屋あんちゃ
執筆屋です。意識高い人生哲学から下ネタまで幅広く。 大阪の珈琲屋「シロフクコーヒー」のバリスタ▶︎系列店「ゆにわマートオンライン」に最近異動しました。最近はよくインスタにいます。

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