本音を言うと嫌われるんじゃなくて、自分が生きやすくなるんだよ

多くの日本人は、こう思いながら生きています。

「本音を言うのは怖いから、とりあえず笑ってやり過ごそう」

「本当は素直な気持ちをぶちまけて生きていきたい」

と。

だけどそれができる人はほとんどいません。

 

でもひとつ伝えたいのは、本音をいうと嫌われるというのは間違いで、本音をいうことで自分を生きやすくしているんだということです。

 

本音を言わない人生は、どんどん息苦しくなる

わたしも以前まではつねに他人の目や評価を気にして生きてきた人間なので、自分の本音を誰かに言うことはほとんどありませんでした。

だから、誰にも嫌われることはなく、かといって誰かに好かれることもありませんでした。

八方美人で誰にでも笑顔で接して。

関わりたくない人にも必死で同意して、意見を合わせて。

 

たしかに誰にも嫌われることはありませんでしたが、当時のわたしは自分で自分を一番嫌っていました。

 

あらゆる人に媚びへつらうことに疲れ、本心をさらけだせないもどかしさに嫌気が差していたのです。

誰かに否定されることを恐れ、必死で自分の素性を隠して生きることの息苦しさはずっと忘れられません。

自分の心の声を必死で隠しつづける生き方は、どんどん自分を息苦しくさせるだけなのです。

 

本音を言うことで、摩擦が起きる人を自然に遠ざける


そこからわたしはいろんな生き方や働き方を知る機会があり、はじめて「本音でしか生きていない人たち」と出会います。

そこで知ったのは、「本音で生きることは、摩擦が起きそうな人を自然に遠ざけて、自分を生きやすくしているんだ」ってことです。

 

たとえばわたしが「副業禁止の会社なんて時代遅れだ!」という本音を言ったとします。

すると、「そうだそうだ!」と共感してくれる人はわたしのまわりに集まってくれますが、

「いやそんなことねーだろ。理解できねーわ」という人は、わたしのまわりからは自然と離れていくはずです。

中には「意見には反対だけど、理解するよ」という寛容な人もいるし、「お前の考えは間違ってる!」と意見を押し付けてくる人もいますが・・・。

 

でもそうして「この人とは摩擦が起きる」ということがわかれば、そこに対する解決策を考えられるようになります。(なるべく関わらない・和解の道を探す、など)

それは、本音を言わなければわからないことですよね。

 

一見するとこれは「嫌われちゃうじゃん」と思うかもしれませんが、実際には摩擦が起きる人を遠ざけて自分を生きやすくするための手段なんです。(それを「嫌われる」と呼ぶこともありますがw)

 

本音で生きると、誇りを持って生きられる

もちろんわたしもすぐに本音で生きられるようになったわけじゃなく、少しずつ足を前に出してビビりながら変えてきました。

もちろん摩擦が起きてしまうこともあるし、その都度落ち込むことだってあるけど、

「自分は今、本音で生きられている」「本心から生きたい人生を送っている」と思えるようになって、ずいぶん自信と誇りが持てるようになりました。

むかしの息苦しかった頃とはびっくりするくらいの違いです。

 

本音を言うのは怖いかもしれない。

でも、その恐怖を乗り越えて本音で生きている人たちはたくさんいます。

いま、本音で生きられていない人たちにもぜひこの感覚を味わってほしいです。

関連記事:「他人を傷つけるのが怖い」という人は自分を一番傷つけている。

 

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執筆屋あんちゃ
執筆屋です。意識高い人生哲学から下ネタまで幅広く。 大阪の珈琲屋「シロフクコーヒー」のバリスタ▶︎系列店「ゆにわマートオンライン」に最近異動しました。最近はよくインスタにいます。

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