最近「雅楽」をはじめました〜という話を何度か書いているんですが。
▼習ってる先生にも突撃取材しました
実は、先日のお稽古が、かなりハードでして。
一体何をやったかというと・・
5分ほどの課題曲を、7回連続でひたすら吹き続ける
=30分吹きっぱなしということをやったんですねw
管楽器とかやったことある人はわかると思うんですけど、30分吹き続けるってかなりキツくて。
腹式呼吸なんで、「全力で息すって、全力で吐く」というのを30分やるわけです。
体感したい人はぜひ30分全力で腹式呼吸してもらいたいなと思うんですが、
この練習をやったときに、人生で生まれて初めて、楽器吹いてて手足が痺れて感覚が無くなりました。(笑)
わたしは「龍笛」という横笛を担当しているんですが。
後半は指の感覚がなくなってきて、自分がどの音を抑えているかもわからなくなってきて、
「やばい、7周目は無理!!死ぬ!!!」
って思った瞬間に・・・・
全身の力が、ふっと抜けたんですね。
それまでは、必死に「吹こう吹こう」と思って、肩肘張って力みながらやってたんですけど、
手足が痺れてきたくらいから、強制的に力めなくなってきて。
全身の無駄な力がすーっと抜けていって、純粋にお腹の力だけで、呼吸ができるようになったんですね。
すると何が起きたかというと、
7周目の演奏で一番リラックスして吹けたという(笑)
もちろん体力的にはへろへろなんですけど、「苦しいしんどい」という感情が消えて、無心になるというか、楽器と一体になる感覚というか・・・(伝われ)
人は、極限状態に追い詰められると、感覚がひとつ飛び抜けるんだなというのを、身をもって感じた出来事でした。w
で、30分耐久演奏を終えたあとに、
「なんかこの感覚、昔も体験したことがあったような・・?」
と思って、いろいろ振り返ってたときに思い出したのが、ブログを書き始めたときでした。
最初って、文章の書き方も、ブログのやり方も一切わからん状態ではじめて、しかも会社員しながら毎日一記事投稿する!って決めてやってたので、超大変だったんですよ。
毎日終電までカフェでブログ書いて、家着いたら深夜2時で、3〜4時間寝てまた朝起きて出社・・・みたいな生活をずっと続けてたんですけど。
そしたら、ふとある日、自然と「あ、今日このネタ書こう」ってひらめいた瞬間があったんですね。
今までは必死にネタ出しして、うんぬん悩みながら絞り出して書いてたんですが、
自然とネタが浮かんで、自然と文章の構成がイメージできて、すらすら〜っと記事が書けるようになって。
こういう、ある程度追い込みをかけたときに見える境地を、私は「ゾーンに入る」って言ってるんですけど。
これはいろんな場面で起こりうることだなと思うんですよね。
新しいチャレンジをするときとか、やったことないことを始めるのって、最初はすごいエネルギーかかるし、大変な思いをするじゃないですか。
そうやってもがく中で、ある地点から視界が開けるタイミングがあるというか。
「あ、この道を突き進んだらいいんだ!」ってのが、直感でわかる瞬間がくるんですよね。
(ちなみにバリスタ修行を始めたときも、同じ経験をしました)
イメージでいうと、
最初は一般道で渋滞にハマって、悶々とする時間があるんですけど、その先で高速道路への入り口を発見して、一気に加速して進む・・・みたいな。(伝わりますかね、、)
高速道路に入ったあとで、目に見える成果や数字がやっと出てくる、という感じです。
でも、多くの人は、その最初の渋滞で挫けて、車から降りてしまうのです。
もうちょっと進んだら、高速道路があるのに!というところで。。
その渋滞を耐えるときって、自分一人ではなかなか苦しくて、
やっぱり仲間が励ましてくれたりとか、
道の進み方を示してくれる先輩や師匠がいることで、根気強く続けられるんですよね。
雅楽だって、教えてくれる先生がいて、一緒に演奏する仲間がいるからこそ、その大変さも、「やってやろうぜ!」ってなるし、
ブログを始めたときも、一緒に書く仲間ができたり、一人二人と読んでくれる人がいたからこそ、続けられたと思ってます。
特に「誰から教わるか」は非常に大事で。
道の進み方を間違えたら、ながーい渋滞を抜けたら、また別の渋滞が・・みたいなこともあるわけです。
だから、適切な努力をするためには、自己流でテキトウにやるよりも、先人の知恵と道標(みちしるべ)が必要なんですよね。
もちろん人によって成果の出し方はそれぞれだし、ゾーンの感じ方もバラバラだとは思いますが、
自分が選んだ道の先で、ゾーンに入る面白さを、ぜひたくさんの人に感じてもらいたいなと思います(`・ω・)
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