
生きることに熱くなれなかったり
気力がなくなっていくのは
苦しみを避けるから。
悲しみを遠ざけるから。
苦手な人をすぐ切るから。
無駄を全部削ぎ落とすから。
めんどくさいことをやらないから。
わからないものにフタをするから。
気力や熱量というのは
一見ネガティブなものから生まれる。
でも現代人は
・好きなこと
・ラクなこと
・手っ取り早いこと
・快適なこと
しかやらないから
どんどん省エネになって
必死に何かに取り組むことがなくなり
熱さが失われていく。
わたしはそれを「ぬるま湯病」と呼んでいる。
熱さを取り戻すのはいつだって
誰かの悲しみを感じたとき
大変で苦しい状況を乗り越えるとき
避けてきたものと向き合うとき
未知なるものに挑戦するとき
苦手な人とわかり合おうとするとき
なのだから。