スマホ一つで欲しい物が手に入り
働き方も価値観も多様すぎるくらい多様化して、
便利で快適な世の中ですが、その裏側でよく聞くようになったのが
「熱くなれない」
「何のために働いてるかわからない」
「自分は何がしたいのかわからない」
って声です。
(かつてわたしもその一人だった)
人生の選択肢が無限に広がった分、
どこに向かって生きていけばいいのかがわからなくなる。
迷子になったら、
「あなたの好きなようにしたらいいよ」
と、多様性を尊重しているのか、
それとも無関心に突き放しているのかわからないアドバイスをされ
さらにわからなくなり、
結局はその場で右往左往することしかできなくなって
時間もエネルギーも持て余すようになり
無限に娯楽のバーチャル世界に浸るようになりました。
(過去のわたしのことです。笑)
こと日本においては飢饉も争いもなく、
安心と安全を手に入れたわたしたちは
それと引き換えに
「今日と同じ日が明日も当然続く」
「どうせこんなもん」
と思うようになりました。
なんとなく過ごして
なんとなく人と会って
なんとなく働いて
なんとなく寝る
常に50%くらいの力で、
エネルギーを持て余しながら生きられるようになっちゃったわけです。
明日もわからない戦時を生きた人たちが
飢饉と災害に見舞われた時代の人たちが
喉から手が出るほど渇望した「平穏な一日」が
今や「退屈しのぎの一日」に成り下がってしまったように思います。
もはや時代が進化しているのか、
衰退しているのわからない状況の中で
本当は
「このまま人生が過ぎ去っていいのか?」
と、多くの人が(無意識的に)思ってる気がします。
わたしも、
好きなことやりたいこと全部やったし
経済的成功も手に入れたけど
現実がうまく回るほど、
快適で自由になるほど、
心は空虚になっていきました。
持て余すほど得た時間もお金も
「誰のために、何のために使うのか?」
がわからなかった。
しまいには、自分がなぜ働いているのか
なぜ生きているのかすらわからなくなって、
外側では笑顔でも、
内側は虚しくなるばかりでした。
あとになって気づいたのは、、
わたしが本当に欲しかったのは
時間でも、お金でもなく
「命がけになれるもの」
でした。
本当はもっと必死になって
無我夢中で
人生かけられるもの
熱くなれるものを探していました。
その後わたしは大阪の「シロフクコーヒー」と出会い、
人生を変えるきっかけをもらい、
シロフクをはじめいくつも飲食店を運営する「ゆにわ」のコミュニティと出会い、
今の仲間たちとともに生きることを決めます。

突如ブロガーからコーヒー修行に転じたときは
「アイツも終わったな」
「ざまあみろ」
と、どこの誰かもわからないネット民から心温まるお言葉を頂戴しました。笑
「ただ、熱く生きたい」
という思いだけで飛び込んだわたしにとっては
そんな外野の声などはどうでもよく
(むしろ全部燃料になりました)

そこからの5年間は、
まるで、一日が、一年分過ごしたかのように
濃い日々となりました。
それは決して一人で実現できるものではなく
(一人でビジネスやってきた結果、廃人になったので、一人でやれる限界はよく知っています。笑)
命を燃やして生きている恩師や仲間たちがいてこそなのだということも
痛いほど感じて生きるようになりした。
毎日が必死で、
仲間内でぶつかることもあれば落ち込むこともあるし
うまくいかないことは日常茶飯事で
自分の不甲斐ないところもたくさん直面してイヤになったりしたけれど、
それでも、
かつて死んだように生きていたわたしのように
今まさに葛藤を抱えている人が
「わたしの命はこのためにあったんだ」
と思えるような瞬間のために
人生かけて、今ある仕事に取り組もうと思って、いま活動しています。
むしろ、
本気だからこそぶつかるし、自分の弱さも出てくるし
それでも見てる方向が一緒だから、
最終的には互いに肩を抱き合って、絆が深まるという、そんな奇跡のような毎日です。

*
人生で何をすべきかってのは、正直なんでもいい、と思うようになりました。
わたしたちも、このメンバーだから、これに挑戦できるねっていうので
飲食店や、カフェや、農業や、セミナーなど、いろんな事業を始めるに至ったわけで。
(もちろん〝食〟というのが人間の根幹を支えているから、という意味もある)





それよりも
「誰と」
「なんのために」
「どこに向かって」
生きるのかが、よっぽど大事ってわけです。
わたしたちも常にそこに立ち返るし、
そこを守り続けたら、
同じものを大事にしている人たちとの縁がつながっていきます。
そんなわたしたちの一つの集大成として行うのが、
8/11(月祝)に開催する「むすび祭り」です。

大阪枚方の、1000人規模の大ホールで、豪華なゲストもお招きして、ビッグなトークイベントを。
今まさに死ぬ気で準備しているわけですが、
わたしはまさかの、トークではなく「雅楽」で出ます。(´⊙ω⊙`)
(わたしもびっくり)
命がけで生きてる人たち、
生きることを心から楽しんでいる人たちしか出ませんので
ぜひともその〝熱〟を体感しにきてください。
参加費、飲み代より安いですが笑
中身は死ぬほど濃厚です。
より多くの人に、自分たちの本気を感じてもらうためのこの価格です。
価値観ひっくり返る一日にしますので、ぜひお越しください。
↓
それでは!