空港は、いつもわたしのターニングポイントなんだ

 

思えばわたしが初めてブログを開設したのは2016年冬の成田空港だ。

 

友人の結婚式に出席するため札幌へ帰省するとき、金欠だったわたしは一番安い朝一の飛行機をとった。

始発の電車だとフライトに間に合わないので、前日空港に乗り込み、そのまま一夜を明かした。

 

成田空港には畳が置いてあるスペースがあって仮眠をとることができるので、早めに場所を取って眠りにつこうとした。

 

しかし、隣にやってきたオジサマのいびきが地割れのように響き渡り、耳栓をしても到底叶わないボリュームだった。

 

仕方なく起き上がり、フライトまでの時間をどう潰そうか考えていたところ、「ブログ」という言葉が頭に浮かんだ。(直前にブログを書いている人とイベントで出会っていた)

 

深夜テンションで、大学生協で買ったクソ高くて重いノートPCを広げ、はてなブログの登録ページにアクセスした。

 

 

わたしの今のライフスタイルは、すべてこの1日のスタートにつまっていた。

 

 

その後、生まれて初めて海外に行くときも空港でブログを書いていた。

 

すでに会社を退職することが決まっていたので、今後への期待と不安にまみれながら必死で手を動かしていた。

どう見てもこれから海外旅行に行く人のマインドではない。

 

そのときも深夜のフライトだったから、眠い目をこすりながら成田空港の国際線ターミナルでPCと向き合っていた。

 

あのときの自分は完全に生き急いでいた。

早く稼げるようにならなきゃ、早くスキルを身につけなきゃ、誰よりも注目されるようにならなきゃ、そんなたくさんの義務感に追われていた。

ただそんな状態に焦りながらも、人生がまったく違う方向に切り拓かれる瞬間を心の底から楽しんでやっていたとも思う。

 

そういう時間があったからこそ、わたしは今こうして生きている。

 

 

会社を辞めて、久々の実家に帰省するときの飛行機でも、これからのことをずっと考えていた。

まずは両親に話をして、それから地元の唯一の友人たちにも報告をして…

そして会社を退職した決意のブログを、大好きな札幌で書こうと決めた。

 

寒風と春の陽気が混ざり合う5月の札幌は、わたしが新たな方向に進み始めたときの心境と似ていた。

 

 

そんな時期からもうすぐ3年が経つ。

 

今でもわたしは毎月のように飛行機に乗っていろんな場所を行ったり来たりしている。

空港に行くとそんな今までの記憶が少し思い出されたりして、いつも原点回帰する。

 

 

どんな気持ちであの夜ブログを作ったんだっけ。

会社を辞める前、どんな決意を持っていたっけ。

フリーランスになって、いろんな場所でトークイベントをさせてもらって、日本中にわたしの発信を見てくれている人がいると知って、どんな気持ちになったっけ。

 

 

空港は、わたしにとって原点を思い出す大事な場所だ。

 

 

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執筆屋あんちゃ
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