好きなことを仕事にするのは挫折しそうなほどつらかった。

好きなことを仕事にしたい。

やりたいことをやって生きていきたい。

 

そう思う人は多いし、わたしも3年前まで毎日満員の通勤電車に乗りながらずっとそう思っていた。

 

 

そして2年前、好きなことを仕事にするために会社を辞めてフリーランスになった。

想像以上に毎日が刺激的で、充実していて、幸せだった。

だけど同時に、死ぬほど大変だった。

 

好きなことを仕事にするのは、つらい

自分の考えをこのブログやSNSなどを通して発信するようになってから、毎日のように批判の声が飛んできた。

「うまくいくわけがない」

「お前のやり方は間違っている」

「そんな世の中甘くない」

 

どうやら、好きなことを仕事にしていることを発信するのは批判の対象になるらしい。

一言もいってないのに「会社員をバカにしてる」と言われ続けた。

“わたしの場合は”会社員があわなかっただけの話をしているだけなのに、だ。

 

好きなことを仕事にすることの何がつらくて大変かといえば、まわりの声や視線に惑わされず、自分の軸を強固に持っていなければすぐに潰れてしまうところだろう。

 

そして好きなことをして生きている分、すべては自分の裁量で人生が決まり、すべての責任を持たなければならない。

自分の一挙一動にすべての責任を持つというのは、当たり前のようでプレッシャーもかかることだ。

 

自分はこのままこの道で進んでいいのか。

毎日をどう過ごすか。

今後どう生き残っていくか。

 

不安なんて考え出したらキリがない。

「好きなことを仕事にする」のは、意外とつらい。

 

だけどもう一つ伝えたいのは、好きじゃないことをイヤイヤやり続けることも同様につらいということだ。

 

好きじゃない仕事を続けることの苦痛

たとえばわたしは、前職の仕事は楽しくないわけではなかった。

しかし「この仕事が好きか?」と聞かれれば、自信をもって首を縦にはふれなかった。

 

だからこの会社で、40年働き続けるのか?と考えたときは絶望的な気持ちになった。

決して「嫌で仕方なかった」わけではない。かといって好きでもない。

そんな「好きでも嫌いでもないどっちでもいい仕事」をやり続けて人生を終えることが苦痛で仕方なかったのだ。

 

どうせ死ぬ人生。だけど特に好きでもない仕事になんとなく打ち込んで終えるのはあまりにも悲しいのではないか?

そう考えると、「好きじゃないことをなんとなく、もしくはイヤイヤ続けること」がいかにつらいことかを実感した。

 

どうせ人生はつらい。なら、好きなことをやればいい

ということでひとつわかったことがある。

人生は何をやってても(その状況は違えども)同様につらいし大変だ。

 

どうせ大変でつらいのなら、好きじゃないことをやるよりも、好きなことをやってつらい思いをしたほうが幸せではないか?

つらいこと・大変なことが好きなことを成し遂げるための障害なのであれば、喜んで乗り越えていけるのではないだろうか。

 

わたしはそう思ったから、自分が心からやりたいと思えることで苦しんでいこうと思った。

 

さて、あなたはどちらの人生を選ぶ?

 

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執筆屋あんちゃ
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