プロブロガーのあんちゃです。
会社員から独立して1年経ち、その間たくさんの同年代の人たちから相談を受けました。
- 「仕事がつらい、会社に行きたくない」
- 「この先どうすればいいかわからない」
- 「自分は何がしたいのかわからない」
こんな風に、社会人になった人たちでさえ「自分のやりたいことがわからない」という人が驚くほど多いのです。
「なんで自分で決められない人が多いんだろう」と思った時にやっぱり家庭環境と学校教育が影響を与えているんじゃないかなと思ったんです。
自分で物事を決められないのは指示されて生きてきたから
同年代の人の話を聞いてて驚いたのが
- 「会社辞めたくても親が反対している」
- 「親が早く結婚しろとうるさいから婚活している」
と、親の指示を受けて動いている人の多さでした。
実家を離れ、自分でお金を稼いで生計を立てている社会人なのに、です。
きっとこの人たちは今まで、親に「こうしなさい」「ああしなさい」と指示されて生きてきたのだなと思いました。
正直わたしは「親元を離れて自分で生計を立てて暮らしているなら、自分で決めればいいのに」と感じます。
でもそれができない人があまりに多い。
そしてその人たちは結局自分でどうすればいいかわからず親に許可を求めたり、わたしに「どうすればいいですか?」と尋ねるんです。
「あなたはどうしたい?」と聞いてあげるのが親の役目
ちなみにわたしは幼い頃から両親には「自分の好きなように決めなさい」と言われて生きてきました。
中学校の部活を選ぶときも、行きたい高校も、大学選びも、就職も、会社辞めるときも、
「あんたが行きたいと思うところに行きなさい」と言われてきました。
そして社会人になるときには
「これからは自分で生計を立てていくんだから家からは絶対に出てってもらうよ」
「自分の生活は自分でなんとかしなさい」
と。
いま思うと、きっと口出ししたい部分もたくさんあっただろうなと思うんですが、それをぐっと押さえてわたしの意思を尊重してくれました。これはすごくありがたいことだなと。
だからわたしも会社辞めて独立するときは事後報告でした(笑)
子どもの最高の教育は、「自分で考える力をつけさせる」ことだと思うんです。
両親はわたしに「自分で考える力」を与えてくれたから、今こうして自分の人生を自分で決められています。
一時は他人の目を気にして、まわりの意見に従って生きてたけど・・・結局自分の人生を決めるのは自分だなって気づけたのも、両親の教育のおかげだなと思ってます。
子どもは「親にとって都合のいい存在」ではない
同年代の人と親の関わり方を聞いていると、どうしても「親は子どもをコントロールしたくなる」んだなと感じました。
親は子どもに安全な人生を歩んでほしいから、という理由もあるんだと思います。
でも、子どもが「親にとって都合のいい人間」になってしまったら、親がいなくなったときに路頭に迷うのは子どもなんです。
親の言うことをよく聞く存在にさせるんじゃなくて、自分の人生は自分で納得して歩める人間にさせてほしい。
だからそのためには「ああしなさい、こうしなさい」ではなくて「こういう選択肢があるけど、あなたはどうしたい?」と、選択肢を与えてください。親がどうしたいか、ではなく子どもがどうしたいのかを聞いてください。
そして「なぜその選択をするのか」という理由を子どもに考えさせる時間を作ってください。
自分で物事を決められる力がつけば、もっと納得した人生を歩む人が増えるだろうし幸せに生きられます。
どうか「自分で考える力」を子どもから奪わないでください。
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