この制度、フリーランスなりたてのときにちゃんと知っておきたかった……。
「ふるさと納税」という言葉は聞いたことがあったものの、ずっと自分には関係のないものだと思って過ごしておりました。
ですが、フリーランスになってまわりの仲間がやっているのを見て、よくよく自分でも調べてみると「えっこれめっちゃええ制度やん……」って気づいてしまったんですよね。。。
もっと早く知りたかった…と思いつつ、あいまいな知識で一昨年の年末から駆け込みでふるさと納税を利用することに。
フリーランス3年目にしてようやくちゃんとふるさと納税のことを調べて知ったので、「なにそれおいしいの???」状態の方は参考になれば嬉しいです。
そもそもふるさと納税とは
ざっくりいえば各地の地方自治体に納税(寄付)すること。
自分が住んでいる自治体じゃなきゃダメ、という縛りはないので全国どこでも好きな自治体に寄付できます。
そして多くの場合、自分が選んだ自治体に納税すると、そのお礼として各地の名産品など(=返礼品)がもらえるという仕組みなのです。(しかもこれが結構豪華…!)
フリーランスや複業などでそこそこ売上があることが確実な人は、ぜひ使ってほしい制度なんですね。
どれだけの金額をふるさと納税に使えるかっていうのは、その人の収入によって変わります。
「自分はどれだけの額寄付できるんや?」と気になった人はふるさと納税の各Webサイトなどで無料シミュレーションでその限度額を確認できます。自分の収入をざっくり入力すると目安の限度額がすぐ出てきます。簡易的なシミュレーションなら30秒くらいでできるw
▼あんちゃが使っているふるさと納税サイト「さとふる」の限度額シミュレーション(無料)
フリーランスにとってなにが一体お得なの?
結局ふるさと納税はフリーランスにとってなにがお得なのか?っていうと、
納税したお金が「寄付金控除」という形で、翌年の税金が控除されるんです。
要するに……節税になるのです……!
フリーランスが大好きな言葉第3位くらいにランクインする「節税」。ふるさと納税もまさに節税の第一歩になるのです…!
ただ、寄付した額のうちの2000円分は「自己負担」という形で寄付金控除の対象にはならないので注意。
例えば……
50,000万円分ふるさと納税したら、48,000円は寄付金控除(そのまま翌年の税金が安くなる)になるけど、2000円は控除にならない(自己負担)ってことです。
言い換えれば……その48,000円はふるさと納税しなくても来年にどうせ払わなくちゃいけない税金の対象になるということ。
それならば自分の好きな自治体に寄付して有意義にお金を使ってもらいつつ、かつ節税にもなり、自己負担の2000円をプラスするだけで豪華な返礼品をもらえるなら…利用したほうがお得なのでは?ということなんですね。伝わるかなこれ……
(返礼品も確実に2000円以上の価値があるものもたくさんあります…!!)
ついでにふるさと納税はクレジットカードで支払いできる自治体も多いので、その分クレカ自体のポイントも貯まるからお得ですよね〜〜。
ふるさと納税はどこで利用できるのか
ふるさと納税は基本的にいくつかのWebサイトを経由して利用することができます。
最近はどんどんサイトが増えていて把握しきれなくなってるんですが、今のところ有名なのは以下のサイト。
まだまだたくさんあるんですが…大手はここらへんかなと思います!
ちなみにわたしは一番認知度のある「さとふる」と、楽天大好き芸人なので「楽天ふるさと納税」を2つ使いました。
さとふるは寄付金額、自治体、返礼品の種類などいろんなカテゴリからどこに寄付するかを検索できるのがわかりやすくて、すべての自治体でクレジットカード払いが利用できるので神。
楽天ふるさと納税は楽天会員ならポイントで支払えるし、購入したらポイントが貯まるので神。楽天ユーザーは絶対お得ですぞ…!!
サイトによって登録されている返礼品や自治体も若干ですが変動があるので、いろいろ覗いてみてください。(探すの楽しすぎて平気で1日終わるので注意)
実際にやってみた
今年はふるさと納税何にしようかな〜と思ってたらちょうど引越しのタイミングだったので、まずは手始めに新居用の家具を返礼品で探しました。(笑)
ふるさと納税って食べ物とかが多い印象なんですが、家具とか食器とかも実はたくさんあるんですよ……!
去年見たときはお掃除ロボットとかあったんですが今年は見つからず……
さとふるでかわいいテーブルと、ハンガーラックを注文しました。
あとは北海道の自治体にも寄付したい!と思って楽天ふるさと納税でミネラルウォーターとお米(ほしのゆめ!)を注文。
お礼品ももらえて、好きな自治体に寄付できるのはなんか幸せですね…。
ふるさと納税で注意すべきポイント
フリーランスの場合、年末まで自分の所得が合計でどれくらいなのか把握しにくいこともあるので、どの程度ふるさと納税できるかってギリギリにならないとわかんないんですよねw
ある程度年間の売上見込みが把握できる人はいいかもしれませんが…
わたしも11月〜12月頭くらいで大体の売上が把握できるようになるので、それくらいの時期にふるさと納税を利用するようにしてます。
あとは12月31日までの申し込み分で確定されるので、31日ギリギリに注文するとその年に受理されない可能性もあるので余裕をもってやってください…!
なるべくわかりやすく解説したつもりですが、わたしも凡人なんで仕組みを理解するので精一杯でした。。。
ただ素晴らしい制度であることには間違いない!今度も積極的に使っていこうとおもいます┗(^o^ )┓三
>>まずは無料で控除限度額シミュレーションをしてみる(さとふるの公式サイトに飛びます)
▼その他あんちゃのマネー話はこちら!
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