恋愛と仕事は似ている。仕事に惚れると、周りの声に振り回されなくなる。

「恋愛と仕事は似ている」とはよく言うが、ほんとにそうなのか。

 

わたし自身の恋愛と働き方に照らし合わせて考えてみたら、たしかに共通する部分があった。

好きになった人には、まわりがどんなに「あいつはやめとけ」と言われても追いかけてしまうのと同じように、好きになった仕事は、どんなに「うまくいかない」「無理だ」と言われてもやり続けてしまうから。

 

仕事に惚れている人は強い。

恋愛も仕事もまわりが見えなくなるほど夢中になってしまえば、外野の声などほとんど気にならないのは共通する部分だろう。

実際わたしが会社を辞めて独立するとなったとき、周囲からはたくさん心配の声が挙がったし「うまくいくのか」「無謀じゃないのか」とたくさん言われてきた。

 

だけど、それを言われたからといってすんなり諦められるかといわれたらそっちのほうが無理で、どうにも自分の心が完全にそちらに振り切ってしまっているのだから周囲の声はわたしの心には響かなかったのだ。

もちろん自分の仕事に惚れるまでは時間もかかったし、そのとき周囲に言われた言葉には揺らぎそうになったことも何度かある。

 

けど「やっぱりこれが好きだ」って気づいてからはもう、自分だけの声に従うことにした。

 

どんな反対や批判にも負けずに自分のやりたいことを貫きつづけている人は、きっと自分のやっていることに心底惚れている人なのだと思う。

やらずにはいられない、自分がやることに意味がある、自分が成し遂げなきゃいけない。そう思えているから、折れずに続けることができている。

 

惚れる仕事に出会う方法

じゃあ惚れる仕事に出会うにはどうすればいいのか?という話だけど、わたしはいろんなパターンが考えられると思う。

  • とりあえず取り組んでみて、続けていくうちにハマっていく
  • 最初からビビッと一目惚れして夢中になる
  • 最初はイヤイヤやってたけど、意外に悪くないなと思い始める

 

まさに仕事も恋愛のような始まりで、わたしの場合はブログに夢中になるまでは全然好きじゃなくて、「とりあえずそこにブログがあったからはじめてみた状態」だった。

やるからにはまず1ヶ月続けてみようと思って毎日真剣に向き合っているうちに、だんだんその楽しさを知って夢中になっていった。

 

ちなみにこれはわたしの恋愛スタイルにも似ていて、付き合った当初はそんなに気持ちが高まらなかったけど、その人のことを知るほど好きになっていく…みたいなことが多い。

これが自分の性質なのかはわからないけど、恋愛も仕事も、自分の考え方の癖が顕著にでるもんだなぁと思う。

 

 

恋愛も仕事も、「自分の譲れない軸」を持つ

たとえば恋愛をするうえで自分が譲れないことは何か。

わたしであればまず自分のライフスタイルが最優先されること。お互いがプライベートには干渉せず、自立した関係を築けることがマストだ。

そういう意識がないと共依存となって、互いが互いを縛りあってしまうから。

 

仕事をするうえでも、そういう「譲れない軸」は大切だと思う。

自分の本心にしたがって決断すること、価値観を共有できない相手とは直接仕事をしないこと、つねに信念を忘れずに取り組むこと……

もちろん最初のうちは軸を見つけることから始まるとおもうけど、いろんなことに取り組んでいくうちに少しずつ自分が大切にしたいものが見えてくるはず。

軸が見つかるまではいろんな働き方に振り回されることもあると思う。自分はなにがしたいのか、その方向性がはっきりするまでは手探り状態だからだ。

 

 

でも、恋愛だって最初から完璧な関係を築ける人なんかほとんどいない。

喧嘩して、失恋して、苦しんで、話し合って、という経験があるからこそ次の恋愛にそれが活かされる。

 

きっと働き方だって、たくさん道に迷って模索するからこそ、ベストなスタイルが確立されていくのだろう。

 

 

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執筆屋あんちゃ
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