これから社会人になる君が絶対知っておくべき5つの間違った常識

ブロガーのあんちゃです。今年で社会人5年目になります。

就職で上京して、IT企業に入って、2年で辞めて独立して、いろんなことに挑戦して・・・あっという間の4年でした。

これから社会人になる人は、楽しみなことも不安なこともたくさんあると思います。

 

みなさんはこれから、「仕事」という行為に人生の大半を捧げることになります。

この「仕事」を、嫌々やるのか、遊ぶように楽しみながらやるのかでは今後の人生の幸福度に圧倒的な差がでてきます。

すでに「働きたくないなぁ」と思っている人は多いかもしれませんが、そんな嫌な仕事をしながら人生を終えないために知っておいてほしいことを5つ書きます。

これから働いていく中で、「このまま仕事していて本当にいいのかな?」と不安になったときにぜひ読み返してほしいなと思います。

 

新卒で社会人になる君に知っておいてほしい5つの「間違った常識」

1:上司の言うことを鵜呑みにしてはいけない

会社に入ると、上司や先輩について仕事をするようになるはずです。

 

たくさん叱られたり、指導されたりすることもありません。

ですがひとつ考えてみてほしいのは、「あなたはその上司を心から尊敬できるか?」ということです。

 

この答えがNOであれば、その上司の言葉をすべて受け取る必要はありません。

その言葉を受け取り続ければ、あなたは数年後・数十年後にその上司と全く同じ思考・人間性になっています。気づけば自分が「尊敬できない人間」になってしまうのです。

会社の上司は、10年後20年後の自分を映す鏡です。

自分がどんな人間になりたいか?どういう人を尊敬するか?を考えた上で、言葉を聞くべき上司を決めてください。

 

2:「仕事にやりがいを見出せ」は半分間違っている

「仕事にやりがいを持とう」とはよく言われますが、この言葉は半分合ってて半分間違っています。

もちろん与えられた個々の仕事に対して工夫しながら進めていくことは大事ですし、自分自身の仕事の満足度にもつながっていきます。

 

だけど、そもそもその仕事自体が致命的に自分に合わないものだとしたら。

やりがいを求めれば求めるほど、あなたは苦しくなってしまいます。

たとえばわたしは昔から一人で黙々と作業することが好きなのですが、就職先で営業に配属されました。人前でプレゼンすることは本当に苦手で、営業先に行く前は動機がするほどでした。

(だからいまもこうして一人で文章を打っているのですが・・・)

 

「本当は内勤で企画を練ったり黙々と制作業務をしたい」と心の中で思いながらも、「でもこの営業をこなせるようにならないと一人前になれない」と言い聞かせてやっていました。

でも、営業をこなせばこなすほど「本当にこれでいいのか?」という想いが強まっていたのです。

 

どんな頑張っても、自分にとって本当にやるべきことがそもそも全く別の仕事であることだってあります。

ましてや1社目から自分に合う天職が見つかるわけがないんです。数え切れないくらい会社がある中で、1社目で心から満足できる働き方ができるほうが稀です。

「自分のやるべきことはここじゃない」と思ったら、次の選択肢をすぐに探してください。

それは部署異動でも、転職でもいい。やりたいことを情熱を持って取り組める場所を探してみてください。

 

3:「残業しなければいけない」わけがない

わたしが以前いた会社は、多くの社員が残業をしていました。

当然新卒のわたしも「先輩たちが帰らないんなら帰りにくいな」と思って残業をしていました。

ですが今思えば、そんなまわりを気にしながら残業をするなんて、一番時間の無駄だと気づきました。

 

いまだに日本の企業では「残業する人がえらい」という風潮が残っています。が、よくよく考えてみれば業務時間内に仕事が終わらないほうがおかしいのではないのでしょうか。

ダラダラやっているなら効率化して時間内に終わらせるべきだし、どんなに効率化しても終わらないならその人が抱える業務量をキャパオーバーしているということです。

「でもみんな頑張って残業してるから」という声をよく聞きますが、その言葉を聞いていれば一生自分の貴重な時間を犠牲にし続けます。

 

ぜひ心を強く持って、決められた時間に働いてそのあとは自分のために時間を使ってください。

▼わたしが会社員時代に定時で帰っていたときの話は以下の記事に書いています

関連記事:「定時で帰りたい」と思ったので周りが残業してる中1人で定時退社した話

 

4:「とりあえず3年」に惑わされてはいけない

社会人になった多くの人は、「とりあえず3年この会社で働いてみるわ〜」と口にします。

でも、「とりあえず」ってその場しのぎの言葉ですよね。

今後のこととかあんまり考えてないし、とりあえず内定もらったからとりあえず3年働く・・・本当にそれでいいんでしょうか?

 

20代前半って、みなさんが思っている以上に大事な期間です。

健康で、守るべき家族もまだいなくて、やりたいことにチャレンジして失敗してもやり直せるという貴重なタイミングです。

この期間を「とりあえず」で過ごしてしまっていいのでしょうか?

 

わたしはこの言葉に違和感がずっとあったので、2年で会社を退職して独立しました。「とりあえず3年」に惑わされていたら、たぶん3年経っても何も自分の働き方について考えてなかったと思います。

みなさんも、今から「とりあえずでいいのか?」と少しずつ考えてみてください。

関連記事:「とりあえず3年」と考える社会人に、2年で退職した私が言いたいこと

 

5:「この程度でへこたれるなんて根性無し」という言葉は君の心を潰す

会社に属していると、つらくて仕方ないことやしんどくて足が動かないこともあるかもしれません。

でもみんな、「これくらい他の人も頑張っているから」「これでつらいなんて根性無しだと思われる」と他人の目を気にして我慢して働いています。

 

我慢して我慢して働いた結果どうなるのかというと、身体や心を壊してしまいます。

 

ひとつの会社の働き方しか知らないと、そこでの会社の働き方が「正解」だと思ってしまいがちです。

たとえそれが終電間際まで毎日残業で、しかも残業代がでない会社だったとしても・・・。

実際にわたしの知人にも、「終電で帰れないこともザラだったから、それが普通だと思ってた」という人もいます。

 

そういうときは、別の働き方をしている友人に話を聞いたり、インターネットでいろんな働き方を調べてみてください。

もしかしたら自分がいまいる環境が異常だということに気づくかもしれません。

そして「この会社ブラックなんじゃ…?」と感じたら心を壊す前に迷わず逃げてください。

どんなに根性無しだと言われても、あなたの身体と心のほうが絶対に大事です。そんな心ないひとの言葉を聞く必要はありません。

 

常に「自分はどうしたいか」を考えてほしい!

しばらく働いてみると、自分はどんな仕事が好きで、どんな人と働きたくて、何がしたいのか・・・というのが見えてきたりもします。

大切なのは「他人から言われたことを鵜呑みにせず自分の頭で考えること」です。

自分の働き方は、自分で決めていい。親や上司のいいなりになっても、あなたの人生はあなたしか保証できません。

遠回りしたとしても、ぜひ自分が心から幸せだとおもえる働き方を作っていってください!

 

▼こちらの記事もあわせてどうぞ!

関連記事:新卒社会人が絶対に読むべきビジネス本おすすめ5冊を紹介させてくれ

 

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執筆屋あんちゃ
執筆屋です。意識高い人生哲学から下ネタまで幅広く。 大阪の珈琲屋「シロフクコーヒー」のバリスタ▶︎系列店「ゆにわマートオンライン」に最近異動しました。最近はよくインスタにいます。

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