不安定なご時世が続きますね。
「家にずっといると不安になる」
「閉塞的で、気分が落ち込む」
って人、これからどんどん増えてくると思うのですが、こういうときこそ
・当たり前にある日常の価値を実感する
・情報に踊らされない、ブレない軸を磨く
をつよく意識してほしいなと思います。
たとえば。
いつも飲むコーヒーを、めちゃくちゃ丁寧に淹れつづけてみる。
そうすると、おいしくなるのはもちろん、
お湯がすうっとしみこんで
コーヒーが一滴一滴したたる音、
ふわっと立ちこめる香りに、喜びを感じるようになり
お湯の注ぎ方や姿勢で、その日の自分が焦ってるか、落ち着いてるからどうかに気づくことができるようになる。

たとえば。
お皿洗いを無心で、徹底的に丁寧にやることで、自分自身のメンタルも洗われる。
日々使っている食器への愛着が一層湧くようになって、より大切に扱える。
たとえば。
ごはんを食べるときにスマホを閉じて、テレビも消して
ただただ目の前のごはんに向き合って
「いただきます」「ごちそうさま」
をちゃんと言って味わうだけで、いのちの美味しさに感謝できるようになる。

そして窓をあけて、風がふわっと入ってきたら深呼吸をして、近所に咲いてる桜を見て、今日も「普通に」生活できたことが嬉しくなる。

・・・そんなふうに、ひとつひとつの所作を丁寧にしてみると、必要以上に恐怖に支配されてしまうのは、ぜんぶ自分の心が作り出しているものだと気づくわけです。
あとは、スマホを必要以上に見ないようにして、
見るときは「今なんのためにスマホを開いているのか」という目的意識を忘れないようにする。
ただなんとなくダラダラSNS眺めたりニュースを見てたら、カンタンにメンタルを持ってかれて、嘘かホントかもわからない情報に、感情が振り回される。
いうなれば、情報と言う名のジャイアンに、自分の感情の胸ぐらをつかまれてグワングワン揺さぶられてるような感じになってしまう(伝われ〜)
だから、自分と情報のあいだには、透明な壁があって、あくまで情報は情報で冷静に取得して、「自分の感情には影響しない」と意志をもつ。
すると、不必要なものに触れることがなくなって、必要な情報だけを取り入れることができる。
インターネットは、
不安を増大させるものではなく、人と思いを共有して、つながって、問題を乗り越えていくためにあると思えば、使い方も変わるもんです。
わたしはこれを、ぜんぶ2018年の北海道地震を経験したときに学びました。
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当たり前にあった日常が、こんなに豊かなものだった。
不安と恐怖をつくりだすのは、いつも自分の心の弱さにあった。
そんな教訓を得ました。
だから、今回も必要以上に不安にならないし、
今自分がやれることを最大限やって、あとは普段通りに過ごす。
きっとこの先、緊急事態宣言の発令やらで、恐怖に支配される人が増えてくると思うけど、そういうときこそいつも以上に冷静になってほしいし
わたしも冷静な発信をしていきたいなと。
さて、みんなで乗り越えていきましょう!
【追記】
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