3年半ノマドワーカーだった私が移動生活をやめた3つの理由

ここ3年半くらい続けていたノマド生活を、一旦やめました。

もともと会社員だった頃から「場所にとらわれずに好きな時にいつでも仕事できるノマドワーカーになりたい!」と思って、ようやく実現した働き方でしたが、今回はそのノマド生活をやめた理由を書いてみます。

 

わたしがノマドワーカーをやめた3つの理由。

①移動が大変。

「当たり前やん」って声があがってきそうですが、移動って結構疲れるんですよね。(笑)

もちろん移動することで新しい場所に行ったり、知らない価値観に触れるのは楽しいです。

 

楽しいんですが、最近は「楽しい」という感情と「大変」という感情がせめぎあってて、だんだん「大変」が勝ってきたので、一旦腰を落ち着かせようと思いました。(笑)

 

移動生活で得られることって、普段は浮かばないようなアイデアやインスピレーションが浮かんでくるってのがあるんですが、

じゃあそれを「何か形にしよう」「それをもとに一つのものを作り上げよう」となったときにがっつり集中した作業時間をとるのが、移動しながらだとかなり大変なんですね。

(だからノマドで素晴らしい仕事を作り上げる人は本当に尊敬する・・・)

 

 

②わりとすぐ飽きる

目的地があってどこかに行くのはいいんですが、わたしの場合はわりと無目的に放浪していたので、それを長期間続けていると

「あれ、わたしなんでこんなに放浪してるんだろう」

「そろそろもういいかな・・・」

という気持ちが増してきますw

 

わたしの周りにも長期的にノマド生活してる人や、バックパッカーで世界各地を転々としてる人が多いんですが、長期間になればなるほど、もれなくみんなどこかの期間で病んでますね。

まぁわたしも病んだんですけど(笑)

 

 

そもそもわたしがなんでノマドをしたかったのか?ってのを思い返してみると、ひとつは「平坦な日常からの逃避」だったなと。

 

平坦な日常を面白く見る視点が、昔は全く養えてなくて

「この日常から抜け出せばきっと幸せになれる!」

と思い込んでいたわけです。

 

だからノマドワーカーになって、最初は非日常の連続で、刺激的で楽しかったんですが、その非日常が毎日続くと「日常」になります。

そうなった途端につまらなくなって、飽きてしまったんですよね。

 

だからわたしの反省点としては、「非日常を味わえば幸せになれる」のではなく「平坦な日常を面白く捉える視点を養う」べきなんだなと思いました。

そうしないと永遠に刺激的な非日常を探し続けなければいけなくなりますからねw

 

そういった意味でも、一拠点に腰を据えて平坦な日常を送るということを、いかに面白くするかという方にシフトしてみようと思ったわけです。

 

 

③どんなに新しい場所に行っても自分の生き方・考え方を変えない限り人生は大きく変わらないことを知った

環境を変えるのはもちろん大事だし、なにかを変化させるきっかけにはなるかもしれませんが、

そこで自分が「変わろう」という気がなければ何も変化しないんですね。

だから、どんなに新しい環境に触れても、自分の生き方考え方を変化させる気がなければ、大きく人生が変わることはないということを知ったわけです。

 

逆に言えば、

場所や環境を移さず一拠点にいたとしても、「自分はここで人生を変えよう」と腹を括れたら、いくらでも変化することはできると思うんですよね。

 

その意味で、いまわたしは関西を拠点にしているのですが、そこに腰を据えて「ここで自分の生き様も考え方も変化させていこう」と思いながら仕事に取り組んでいます。

 

 

しばらくは一点集中でがんばります

ということで、今後しばらくは関西を拠点にして、一点集中でがんばってみようと思います。

淡々とした日常すらも、新しい学びや気づきに溢れるような毎日にしていく力をつけていきたいなと。

 

もちろんノマドを経験して得たこともたくさんあったので後悔は全くありません!

これからはそれらの経験も生かして、ひとつの拠点で集中して働いていきます(`・ω・)

 

それでは!

 

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執筆屋あんちゃ
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